新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄が続く中、「マイマスク」を手作りする人が増えている。顔に着けると上下にひだが広がるプリーツ型は、呼吸がしやすく蒸れにくい。これからの季節にお薦めだ。好みの色柄で、ちょっと上級編のプリーツマスクを作ってみませんか。
教えてくれたのは、広島市中区の手芸店「きぬや」のスタッフで手芸教室の講師も務める平野衣香(きぬか)さん(55)。作るのに20分ほどかかるが、型紙がなくても作れる上、顔の大きさに合わせたアレンジが簡単だ。
材料となるゴムひもやノーズワイヤを売っていない場合は、「使い捨てマスクのパーツを洗ってリサイクルするといい」と平野さんはアドバイスする。表地は好みの布、ほおや唇が触れる裏地はガーゼ生地か綿素材の柔らかいものを使おう。ガーゼは洗濯すると縮むので、水を吸わせて干す「水通し」をしておくとよい。
一時は店頭からなくなっていたガーゼだが、最近は入荷できるようになっているという。平野さんは、「お気に入りのマスクで少しでも明るい気持ちになってもらえたら」と話している。
中国新聞社
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